コミケのコスプレマナーここをチェック!【イベント編】

我々にとって冬の一大イベント冬コミ、「冬のコミックマーケット」が12月29日~12月31日の三日間開催される。
イベント当日まで残すところ3週間ほどとなった。
コスプレイヤーは「衣装」の、サークル参加者は「原稿」の進捗具合が気になる時期である。
さて、そんな冬のイベントにも参加したい初心者レイヤーさんは多いだろう。
動員数が多いイベントなので、今回は押さえておくべきポイントをいくつかご紹介する。
Contents
コスプレ登録料を用意する
コミケは入場料などがなく、基本無料で参加ができるイベントではあるが、
コスプレに関しては登録料が必要になる。
今回のC91より、こちらは1000円/1日必要である。
できる限りつり銭のないように、1000円札で用意しておこう。
着替えは必ず更衣室で
毎回どこかしらのジャンルで上がる火の手の第一位と言っても過言ではないだろう。
自宅や会場近辺のどこかで着替えから来場する、もしくはコスプレ衣装のままで帰宅する、といったものだ。
コスプレが以前よりは市民権を得たとはいえ、日常生活の中にアニメやゲームのキャラクターが出現することは
受け入れがたい人もいるだろう。
登録料を払いたくないがために、家から着てくるといった行為は禁止されている。
必ずコスプレ登録をした上で、更衣室を利用しよう。
細かい注意点は事前に確認
禁止されている衣装(露出が高め等)や、持ち込みに制限がある小道具などが、
コミケだけではなくいろいろなイベントで変わってくるので、
事前に公式ホームページなどで確認をしておこう。
今回はこちらのURLで確認ができる。http://www.comiket.co.jp/info-p/
持ち込んだ衣装が禁止事項に触れていて、結果コスプレ参加できなかった、
なんてことがないように気を付けたい。
更衣室内では携帯電話は使用禁止
着替えをする場所なので当たり前といえば当たり前なのだが
よく見かけるのが更衣室内で自撮りをしている人だ。
たとえ後ろの人がウィッグネットをかぶっただけの状態でも気にせず、
Twitterなどに写真を上げている人もいる。
更衣室では携帯を触れないので、キャラクターのメイクの参考となるものなどはできる限り
印刷物で用意しておこう。
防寒対策は万全にしよう
基本的にコスプレ会場は外だ。そうなると大事なのは防寒対策である。
ヒートテックを着てるから大丈夫、などと思わない方が良いだろう。
できる限りの防寒対策(靴下を2枚履き・複数個カイロの用意)はしておいた方が身のためだ。
1日の来場者数が20万人、三日間で60万人前後が集まる場所。
インフルエンザなどの感染症も怖い時期。
自分の身を守れるのは自分だけということを覚えておくべきだ。
身の危険を感じたらすぐにスタッフを呼ぶ
女子キャラクターのコスプレをして、ミニスカートや、胸元が開いているなどの場合、
盗撮をされたり、いわゆる「ローアングラー」に狙われたりする。
気づいたときはすぐにスタッフを呼ぶようにした方が良い。
こうした迷惑行為を受けた場合、自分で対処をするともめ事が起こる可能性もあり危険だ。
また、必ず見せパンや厚手のタイツなどで自衛をすることも大事である。
最後に
いろいろと申し上げたが、大事なことは「楽しむ」ことである。
自分も楽しく・他の参加者も楽しく過ごすために気をつかうことを忘れてはいけない。
コミケには「お客様」はいない。
スタッフもサークル参加者もコスプレイヤーもカメラマンも。
全員「参加者」であることを忘れず、事故やケガなどがないように楽しんでもらいたい。