キモオタ改造計画[基礎ケア編]

キモオタから脱出したい!その目標を実現するために、前回「キモオタ改造計画[イメージ編]」はイメージを固めて服を選ぶところまで紹介しましたが、今回から実際に自分の容姿を変えていってみましょう!
深夜アニメのリアタイチェックや締め切り前の徹夜原稿、新作ゲームの進捗…寝る間を惜しんでバランスの悪い食事をして肌はボロボロ…なんて事はありませんか。
若いうちに無理をしても、いい年齢になったらそれなりにどうにかなる化粧品があるだろうから大丈夫と思っていたら大間違いです。
肌の基礎ケアを怠ったら、怠っただけマイナスになり、清潔感を失い…どんどん後戻りのできない事になってしまいます。
男性のみなさんも、メイクはともかく基礎スキンケアについてはマスターしておいて損はありません。
いやいや、そんな事に気を使う男なんてどうよ?なんて時代はもう古いです!
スキンケアをすることによって、清潔感を出すことは非常に重要なことではないでしょうか。
見た目からして清潔感がないと思うのであれば、逆になおさら!
肌のコンディションが違うだけで、人の印象は変化します。
基礎スキンケアについて
早速メイクをしたいところですが、まずは基礎のスキンケアを行う方法を紹介したいと思います。
基礎スキンケアをして土台が出来ていないと、どんなにメイクをしても全て崩れてしまって意味がありません。
そうは言ってもこの基礎スキンケアはメイクの達人でも迷い込む永遠の迷路です。
この基礎化粧品のために化粧品メーカーや製薬会社はその規模に関係なく、巨額な予算を投じて開発を行い、宣伝に力を入れています。まさにカオスで熾烈な争いが行われており、それに迷い込んだ消費者はそこから自分に合った化粧品を見つけ出すための迷路に迷い込むことになります。
しかし、そんな迷路に迷い込む前に一度試してもらいたい方法があります
昔からある基礎化粧品
いわゆる定番のロングセラーと言われる商品たち。
その商品が、そんな熾烈な市場で生き残ってきたのはそれなりに理由があるからです!
もちろん、そんな商品でも肌に合わない人は合いません。
なので、化粧品はテスター(試供品)、トライアルが使えない場合はある程度の賭けになりますが、こういったロングセラー商品はお値段もお手頃だったり、使い方によっては家族なども併用できるのでお試しするにはオススメです。
では、どんな商品がオススメなのか、使い方を含めて具体的に紹介していきたいと思います。
基礎化粧品の正しい使い方
商品を試す前に、まず基礎化粧品の正しい使い方を確認しておきましょう。
洗顔 (顔の汚れや不要なものを落とします)
↓
化粧水 (洗顔で落ちてしまった必要な保湿を行います)
↓
<美容液 (肌の特に気なる症状や部分に集中ケアを行います/場合によって省略)>
↓
乳液 (保湿もしつつ、必要な油分も補う役割を果たします)
↓
クリーム (上記の有効成分をお肌に閉じ込めるフタの役割をします)
この手順は非常に大切になる基礎中の基礎の手順と言えます。
とにかくこの手順を覚えることが重要です。
なお、これらの化粧品を一つのメーカーで揃えるのは、相互作用を考えて作られているので良いと思いますが、バラバラでも問題はありません。それぞれの機能で、それぞれ自分の悩みに合ったものを使うこと。それが一番大事になってきます。
自分の肌質の悩みを知る
基礎化粧品を探す前に自分の肌質を知る必要があります!
肌質に合ったものを探さなくは、その効果を得られないばかりか、逆効果になってしまう可能性もあります。
肌タイプの見分け方
- 脂性肌
肌が脂分でテカテカする、光っている
きめが粗く毛穴が開いて目立っている
ニキビができやすい
化粧が全体的にすぐ崩れる - 普通肌/混合肌
潤いがある、カサカサしていない
頬やTゾーン以外は少しカサカサ乾燥しやすい
化粧するとTゾーンが崩れやすい - 乾燥肌
全体的にカサつきが目立ってしてつやがない
肌荒れしやすい
細かいところに小ジワができやすい
化粧水をつけると落ち着く - 超乾燥肌
肌がカサカサ、ザラザラしていて皮がめくれる
肌がいつも突っ張っていて、薄皮が貼ったよう
頬などに白い粉を吹いているようになってしまう
化粧水をつけたりしても落ち着かない
ここから更に、アレルギー肌や疾患肌もあります。
洗顔や化粧水を使うと、メーカーを変えたとしても、しみたり、痛みや湿疹が出るなどの問題が出てしまう場合は、まずは専門の医療機関を訪ねてください。
今はアレルギー肌や疾患肌を改善させる化粧品も多々あります。
最近ではオールインワン化粧品と言って、それだけ塗れば後はOKという化粧品もありますが、自分の肌がどうなのかをしらないと、問題が起きた時に対応できない場合があるので、まずは自分の肌と向き合うために、この一通りのスキンケアをしてみてからにするのがオススメです。
さて、自分の肌質を知ったところで、いよいよ基礎化粧品のオススメを紹介していきたいと思います。
ロングセラー基礎化粧品
化粧水
化粧水の目的は先に述べたように「保湿」が主な目的になりますが、その他にも「美白」や「収れん(キメを整える)」、「ニキビ肌用」など、目的に合わせて色々あります。
しかし、まずはシンプルに「保湿」を目的とした化粧水を試してみることをオススメします!
■ナチュリエ ハトムギ化粧水 スキンコンデショナー
美人の代名詞(?)CAさん達も愛用していると言われている化粧水です。
Amazonの化粧水ランキングでも1位という実績を確保している商品で、迷ったらとりあえずこれを使え!という感じです。
筆者も持っていますが、使い心地はサラサラです。
原料のハトムギは、保湿効果に加えて肌のターンオーバー(生まれ変わりのサイクル)もサポートしてくれる成分が入っているので、肌が柔らかく保てます。
■ヘチマコロンの化粧水
なんと大正時代から続くロングセラー商品。子供にも使える化粧水。
ヘチマ水は民間でも作られて使用されていた歴史があり、ヘチマに含まれるヘチマサポニンは皮膚細胞を活性化させ、抗炎作用もあります。
■美人ぬか 純米水 しっとり化粧水
しっとり(乾燥肌用)、さっぱり(乾燥肌用)、超しっとり(超乾燥肌用)などがあります。
自分の肌タイプに合わせたものを選んでください。
お米からとれる米ぬかは、ビタミンやミネラルなどの成分が豊富に含まれています。昔から洗身や洗髪に利用されており、その効果は有名です。
乳液
■ドルックス フレーシュボーテN
これを小さい時に母親かおばあちゃんの化粧台でみたことがある人も多いのではないでしょうか。昭和を代表するロングセラー乳液と言っていいと思います。
ベタベタせずにつけ心地はさっぱりしているので、乳液が苦手な人にも使いやすいです。
■明色化粧品 レモン乳液
この乳液は数年前に発売されたものですが、化粧水は昭和7年から発売されているベストセラー!肌質としては脂肌~普通肌の人用です。サラサラしていてみずみずしい使い心地の乳液です。
■ウテナ モイスチャーミルク 乳液
アロエエキスを配合している乳液です。こちらもベタベタせずにさっぱりと肌の水分と油分のバランスを整えてくれます。
クリーム
クリームを塗ると重くなるという人がいますが、肌の調子を整えるためには使いましょう。ただし、朝のスキンケアではクリームの上にメイクをするのはNGなので、夜のスキンケアに使います。
■ニベア クリーム
ニベアの青缶として超有名になりました。某高級クリームとほぼ同等の成分が入っているのに超お手頃価格。使い勝手もいい。
筆者の友人はちょっと肌に合わなかったという人もいますが、まず試すならこれから試してみるのがオススメです。
■クラブ ホルモンクリーム
昭和10年に発売されたこのクリームは一部でニベアの青缶を超えるとも言われているクリームです。使い心地は超サラサラ。粉白粉を叩いたような使い心地ですが、保湿力が抜群です。ただし、ちょっと香りに癖があるので、苦手な人もいるかもしれません。
ここに挙げたロングセラー商品はごく一部に過ぎませんが、どれも有名なものばかりなので、敏感肌や酷いアレルギー肌ではない方であれば、一度試してみるのがオススメです。
また、気になる化粧品メーカーがあれば、アドバイザリースタッフが常駐しているお店で実際にアドバイスを受けると、自分の肌質に合ったものをオススメしてくれます。予算や目的を伝えて相談すれば余計なものを無理に推し進めてくることもないはずです。
今回はここまで
どんなに忙しオタクライフでも、自分の事を蔑ろにしてしまっては推しに愛想を尽かされてしまいかねません。できることからコツコツと改善していくことが、まずはじめの一歩になります。忙しい合間でも、ちょっとだけ時間を割いて、肌質を整えて、清潔感を大事にしてください。
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