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地下でも地上でもない 「DEAR KISS」という唯一無二の存在

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アイドルには大きく分ければ二つの種類がある。
所謂「地上」なのか「地下」なのか。
細かい条件はあれども、ざっくりと言うと、メジャーレーベルでCD発売をしていれば「地上」。
インディーズレーベルであれば「地下」といった認識で、現状はほぼ間違いはないだろう。
もちろん本来の定義は別にあったが、今ではCD流通で見分けるようだ。

※元々は「地下にあるライブハウスなどでイベントを行う」のが地下アイドルだった。

そういった諸々の定義で見れば「地下アイドル」という分類になるのかもしれない、
DEAR KISSという4人組のアイドルグループがいる。
2月から全国7か所を回るツアーを行い、5/5のこどもの日には新宿BLAZEでツアーファイナルを飾った。

写真提供:DEAR KISS

元々はGALETTeという九州地方出身のアイドルグループにいた「四島早紀」が、
今度はプレイングマネージャーという肩書を持って結成したのが「DEAR KISS」である。

四島早紀のもとに、同じように別のアイドルグループで活動していた、
齋藤里佳子、山崎みいわ、水野真莉絵、藤本美帆の4名が集まり、2016年4月から本格始動。
都内を中心に活躍の場を広げて来たが、紆余曲折があり、現在では四島早紀、齋藤里佳子、山崎みいわ、
そして四島早紀の古巣GALETTeより、ののこが加入。
現在はこの4名で都内、2017年からは福岡でも活動をしている。

そんな彼女たちの噂は常々聞いていたのだが、なかなか機会がなく、
5/5のツアーファイナルも見逃していた。
そこに、5/31にちょっと面白いことをやるという話を聞き、早速出かけてきた。

場所はヤマハ銀座スタジオ。
平日夜ということもあってか、最初は客入りも悪かったが、
開演時間が近づくにつれ、スーツ姿の男性が続々と集まってくる。
仕事を終えて急いで駆け付けたという感じだ。

今回はいつものDEAR KISSではなく、楽曲をすべてリミックスしたライブとのこと。
どんなステージを見せてくれるのか、胸を躍らせながら開幕を待つ。

開演時間から少々遅れて、ノイズ音のようなSEが始まる。
観客から拍手が上がり、それが拍打ちになるとステージには黒い衣装を着た4人が出てくる。
認識していた衣装が、赤と白を基調にしたものだったので軽く驚いたが、
その後のMCで今回のための衣装だったと知った。

そこから続くライブは、とにかく「圧巻」の一言だった。
4人が4人とも別の個性を持って、全力で観客にぶつけてくる。
そういった熱さを見せつけられると、こちらも全力で返したくなる。
圧倒的な熱量でのライブだった。

リミックスだけではなく、この日のライブでは全員のソロ曲を披露してくれたのだが、
そこで4人の個性がはっきりと見える。

一番手、齋藤里佳子の他にはない歌唱力の高さは、先ほどまでノリノリで踊っていた観客が
全員涙をこらえるような表情で聞き惚れていた。
二番手は山崎みいわが持ち前の不思議な世界観を一気に広げ、
さっきまで感傷に浸っていた観客は微笑みながら手や体を横に「フリフリフリフリ」させる。
三番手の四島早紀だが、正直に言えば、アイドルにとって「年齢を重ねる」ことは弱点になると思う。
だが、四島早紀にとってそれは、単に「武器を一つ多く手にしただけ」だった。
所謂「彼シャツ」のような大きめの白いシャツを身にまとい彼女が手を揺らす。
彼女が望めば、世界中がひれ伏すのではないかという気がした。
そのアダルトな雰囲気に飲まれた会場を、最後に登場したののこが一気に渋谷や原宿の街にいるような、
そんなポップで楽しいののこワールドするパフォーマンス力を見せつける。
4人が4人とも個性的なステージを繰り広げてくれた。

最後の曲では、とにかく体を使い、激しくダンスをしながらもしっかりと歌を聞かせてくれる彼女たち。
負けじと観客も大きな声で叫び返す。
帰り際に耳にした「もう声が出ない」「明日は体が動かない」という観客の声が、
この日のライブをすべて物語っている。

最後に物販、特典会を覗いたが、メンバーだけではなく、
観客の一人一人もとてもいい笑顔だった。

ライブ予定は、次回は6/10~6/11に福岡でのイベントに出演。
また、7月からはAKIBAカルチャーズ劇場で、東京での定期公演が行われるという。
今度はリミックスではないイベントにお邪魔してこようと思う。

彼女たちのステージを見た後に、「地上」だの「地下」だのというカテゴリーは、
意味がないのではないか、と一つの考えが浮かんだ。
彼女たちは「DEAR KISS」である。それ以上でも以下でもない。
「唯一無二」。その言葉がこれほどまでにしっくりくるグループはそうないかもしれない。

DEAR KISS
公式HP http://dearkiss.net/
公式Twitter https://twitter.com/dearkiss_/

※この記事に使用されている画像については ©DEAR KISS となります 無断転載・引用を固く禁止いたします

※この記事は広告料などは一切頂いておらず、きょこの観点で書かれたものです

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きょこ

きょこ

フリーライター。四十路レイヤー。
気づいたころから女子としてではなく人として腐っていた。
得意な分野はコスプレ・地下アイドル。最近、キャラ萌えよりCP萌えが多いことに気付いた。

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